なんとなーく昨日買った本を読み始めている。むかしは硬派で晦渋でとっつきにくい印象を受けて読むのが疲れてしまって諦めたのだけど、いま読むと公共交通機関のなかで笑いを堪えるのが難しいくらいニヤニヤする文章だった。新訳のおかげか、あるいはぼくがいろいろ遠回りして戻ってきたせいなのか。

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「あの朝、ヴァンスの執事であり、従者、家令も兼ね、ときには本職の料理人も務める希代の老使用人、英国人のカーリに居間へ通されてみると、ヴァンスはゆったりした肘掛け椅子に座っていた。薄絹のドレッシング・ガウン姿でグレーのスエードのスリッパをはいて、膝の上にヴォラールのセザンヌ伝を広げている。」

ぼくのかんがえたさいきょうのきぞく! みたいな貴族っぷりに笑ってしまう。

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